ファシリテーショングラフィックで議論の見える化をしよう

ファシリテーショングラフィックで議論の見える化をしよう - DevLOVE関西 | Doorkeeper

グラフィックなので、会議での情報の表現方法に関することなのですが
会議そのものへの知見も得ることができて、ためになりました。

5分でだいたいわかる会議ファシリテーション

会議とは、討論、相談や決議をすること。

プロセス:共有⇒発散⇒収束⇒決定

共有

  • 場づくり
  • チームビルディング
  • 会議の目的
  • 進め方を合意する(時間配分、メンバ、議題など)

発散

  • 目的を達するための意見出し
  • 問題点の洗い出し
  • 議論、意見の背景(なぜ)を考える

収束

  • 合意を取りながら、意見の取捨選択
  • 意見をまとめて、整理する

決定

  • 結論に参加者が合意する
  • 決定した内容を明文化する
  • 目的を実現するための仕組みを決める(誰、いつ、何を、予定)

ファシグラ

  • ホワイトボード、A4用紙を使い会議を書き留めるテクニック
  • A4でファシグラすると、無限にかけるのがメリット
  • 伝えやすい
  • 議事録がリアルタイムで出来上がる
  • 空気感が伝わる
  • 板書を自ら担当すると会議にファシグラを導入しやすい

共有

  • 目的、進め方などを書いておくことで常に意識できる
  • 議題を書いておくことで検討漏れを防ぐ

発散

  • みんなの意見(イメージ)が共有できる
  • 意見を言いやすい。意見を受け止められる、(話さない人、意見が反映されないとあきらめる人が減る)
  • 意見と意見の関係性も見やすい
書き方

収束

  • 意見を整理し、まとめるときに構造化しレイアウトしやすい
書き方
  • マトリクス型(表にするので網羅的表現になり、議論の浅いところや漏れを発生しやすい)
  • サークル型(数学の集合図的な書き方)
  • フロー型(シーケンス図的なもので、順序がわかりやすい)

決定

  • 決定事項が全員と明確に合意できる
  • 決まったつもり。になっていたを防ぐ

ファシグラで大切なスキル

  • 描くスキル
  • 要約するスキル

描く

見栄えよく描く

  • ペンの太さを知る(平芯の持ち方、握り方)
  • 縦線を太く、横線は細く
  • 漢字は大きめに
  • 漢字がわからなかったらカタカナで書く

色の使い方

  • 文字は寒色(青、茶、緑)がオススメ
  • 黒色は印象がドギツイ
  • 目立たせやすいポイントは暖色(赤、オレンジ)で、アンダーラインや丸で囲んだりする

図、記号を書く

  • 強調、下線、段落記号、囲み、矢印

⇒自分なりのスタイルでOK

アイコン(絵)を描く

  • 空気感、感情、重要度が伝わりやすい
  • 文字だけより、ポイントが視認しやすい


ファシグラは、さっと書いて会議を止めないことが大切(絵やレイアウトにこだわりすぎない)
強調にアイコン、マークを使い多様な表現をすると見返す時にわかりやすい。

要約する

  • 一番言いたいキーワードを見つける
  • なぜこの話をしたのかを考える(意見の流れ、関連がわかってくる)
  • 事実と推測を分けて聞く
  • 曖昧な言葉が出てきたら確認する(自分が理解するために質問する。理解できずに要約しても人に伝わらないものになる)


先輩のやり方をみたり、自分で考えたりして
なんとなく議事録取りとかしていましたが、実践できればよりよい会議にステップアップできそうです。